レイクタホ *トラベル*

「旅するココロ 」

旅をすると、新しい発見があります。日常を離れて、新しい場所で「気づく」こと。

日常の中ではいろんなことが気になります。周りの人のこと、世間の常識、誰かの意見、過去や未来のこと。そんな日常から少し離れて自分を見つめてみると、新しく分かることがあり、いつもとは違った自分自身を発見する瞬間があります。人生で一番大切な人間関係は自分自身との関係だから、もっと自分を知って心地よい生き方を見つけるために、ときどき旅に出てみます。




今回は雪のレイクタホへ。レイクタホは、北カリフォルニアにある湖です。自宅のあるサンフランシスコからは車で北東に約4時間ドライブします。





クリスタルベイというレイクタホ北部エリアの、湖のほとりにあるこのコテージに滞在するのは今回で2度目。


ちなみに、レイクタホはカリフォルニア州とお隣のネバダ州をまたいだ州境に位置します。私たちが滞在したこのクリスタルベイというエリアは、ネバダ州側になります。





前回は、コロナが始まる直前2019年11月に、日本から両親が来た時に一緒に滞在しました。


リビングには大きなテラスがあって、そこから湖の美しい景色が見えます。


ターシャ・チューダさんの世界観が大好きなうちの母親の好みっぽいかな?と思い選んだ湖畔のコテージ。おばあちゃんの家に来たような、ちょっとだけ絵本の世界にいるみたいな気持ちになるインテリアです。





コテージには、小さなプライベートビーチがついています。こんな階段を降ります。






コテージのオーナーが滞在者に自由に使わせてくれるカヌーもいくつかあり、暖かい季節にはここから湖へ漕ぎ出します。







水遊びが大好きなうちの愛犬レミィは、冷たい水なのに(前日からパラパラと雪が降っていたようです)気にせずに入っていきます。泳ぐ勢いだったので、止めました。。。




滞在初日の夜は、テラスからこんな美しい月光が見えました。


でも、翌日からは大雪とのこと。

大雪警報発令で、ハイウェイが封鎖される可能性もあるらしいとのことで、日中に食料品をたくさん買い込んで、巣篭もりの準備を整えます。(下記は食料のほんの一部)






深夜、予測通り雪が降り始めました。


きっと翌朝にはかなり積もっているだろうと予想。


そして、目覚めたら予想通り、こんなに積もっていました。






雪の日って、ひたすら家の中でぬくぬくするのがいいですよね。




今回の旅の読書は、里山の暮らしでコラムを書いてくれている妙絵さんのおすすめ、「モモ (ミヒャエル・エンデ作)」です。子供向けの本かと思いきや、大人だからこそ、深く理解できる物語。


ホットチョコレートを作って、じっくり読書します。


モモの中の、こんな一節がとても心に響きました。



時間をケチケチすることで、本当はぜんぜんべつのなにかをケチケチしているということには、

だれひとり気がついていないようでした。じぶんたちの生活が日ごとにまずしくなり、

日ごとに画一的になり、日ごとに冷たくなっていることを、誰ひとり認めようとはしませんでした。

でも、それをはっきり感じはじめていたのは、子どもたちでした。

というのは、子どもと遊んでくれる時間のあるおとなが、もうひとりもいなくなってしまったからです。

けれど、時間とはすなわち生活なのです。そして生活とは、人間の心の中にあるものなのです。

人間が時間を節約すればするほど、生活はやせほそって、なくなってしまうのです。





ワインも雪の中でよく冷えます。


夜はしんしんとよく降る雪を眺めながら、ただひたすらぼんやりと過ごしました。


料理をして、会話をして、雪道を散歩して、カードゲームやチェスをして、読書して、各々、疲れたら横になって。。。


テレビを一切つけず、携帯もパソコンもほとんどチェックせずに過ごした5日間。


昨年から続いている忙しさや疲れを一気に癒した、雪の中でのバケーション。





最終日は、前日までの連日の吹雪が止んで、こんなにからりと快晴に。


ちゃんと帰れるのか心配していましたが、雪で封鎖されていたハイウェイも除雪作業が行われて、無事に出発することができました。


そして、サンフランシスコに戻ってきました。

この赤い橋、ゴールデンゲートブリッジを渡ると、「家に帰ってきた!」という気持ちになります。





コロナもまだまだ続きそうですし、予想外のいろんなことが起きる日々。


焦ったり不安になったりすることもあるけれど、自分の人生の時間を大切に、生活を大切にしながら毎日を過ごしてゆこうと感じた、雪のバケーションでした。


またしばらく、がんばれそうです。





#トラベル


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