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何もしていない時間に、整えること:FOMO vs. JOMO

  • 執筆者の写真: Sakura Nimura
    Sakura Nimura
  • 6月12日
  • 読了時間: 2分

更新日:6月21日


あなたは、「何もしていない時間」をどう捉えていますか?


何もしていないことに罪悪感を覚えたり、止まっていることに焦って、「何かしなければ」と感じることがありますか?


時折耳にする、FOMO(フォーモーと読みます)という言葉。”Fear of Missing Out” という言葉の略語で、直訳すると、「取り残されることへの恐れ」という意味があります。


主にソーシャルな設定で使われることが多く、「何か面白いことや、楽しいことなどを逃しているのではないか」などの不安を抱く現象を表すことに使われます。


たとえば、SNSなどで他人の投稿を見てFOMOを感じることがあったり、誰かの充実した生活と自分を比較してFOMOを感じたり。


旅先で、「全部を見て体験しなくちゃ気が済まない!」と意気込んだりするのも、FOMOかもしれません。


または、何も予定が入っていない日に、なにもしていないことになぜか心がソワソワする状態も、FOMOが原因のことがあります。


何か素晴らしい機会・体験を逃しているのではないか。

自分がぼんやりしている時に、どこかで面白いことが起きているのではないか。

自分は損しているのではないか。


忙しい現代に生きる私たちにありがちな、時折巡ってくるそんな考え。

心当たりがありますか?



無意識のうちにFOMOに振り回されてると、心が休まらず、落ち着きのない時間を過ごしてしまいます。


永遠に満たされることのない、「何かを逃しているのではないか」という考え。


「今ここの瞬間」に止まることのない意識。



FOMOに刺激されると、疲れているのに何かしようとしたり、または本当は興味がないことに時間を費やしてしまったりなどの、無駄な動きが増えていきます。


もし、FOMOを感じたら・・・。

「この感覚は、わたしにとって本当に重要なのもの?」と、自分自身にやさしく問いかけてみてください。


ちなみに、対義語で、JOMO(ジョーモー:Joy of Missing Out:あえて逃す喜び)という言葉もあります。つまり、余計なことに振り回さずに、自分のための静かな時間に幸せを感じることを意味します。


自分自身が整う時、それはほぼ絶対的に、ゆったりとした静かな時間に起きるものです。忙しい喧騒から離れて、自分自身の心と身体に意識を向けて、今この瞬間を感じる時間。


すべては、自分にとってベストなタイミングで流れている。


そう信じて、損しているかもしれない気持ちや、止まっていることはよくない、という思いを手放して、あなたにとっての整える時間を大切に味わってみてください。























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