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生活の中のこだわり *心コラム*

これだけは手放せないこだわりってありますか?

 

ミニマリストな生き方がトレンドな現代。我が家も数年前からスッキリした生活をしようと頻繁に持ち物を見直す作業をしています。


でも、そんな中でどうしてもこれだけは手放せない、こだわりのものがあったりします。ムダかもしれないけれど好きだから買ってしまうもの。興味を持っていろいろと試してみたくなるもの。みなさん、そんなものを何か持っていらっしゃいますか?


私にとってのそれは、お茶です。


朝起きたらまず一杯。仕事をしながら2~3杯。そして夕飯の後に1杯。カフェインの摂りすぎにならないようにハーブティーなどのカフェイン無しのお茶もとり混ぜて、1日4杯~5杯呑みます。


旅行先でもお茶がないととても困るので、お気に入りのお茶っぱを持っていきます。国によってはお茶文化が乏しい場所もあり、美味しいコーヒーは飲めるけれどお茶はない、というところもあります。これまでの経験ですと、アメリカ国内やメキシコ、スペインを旅行した際には、ホテルで使えるようにポータブルの電気ケトルを持っていかないと、お茶用のお湯をコーヒーメーカーで沸かすことになってしまったりします。たとえルームサービスでお湯を頼んでも、明らかにコーヒーポットとして使っているであろう入れ物にお湯が入ってくることがあり、コーヒー味のするお茶を呑むことになることも度々です。


逆にたとえばフランスだと、ホテルやカフェで質の高いお茶が当たり前のようにでてきたりするので、そういう時には本当に目がハートになってしまいます。そして日本国内でも、美味しいお茶を置いている旅館やホテルに泊まると深い喜びを感じます。宿泊した旅館を、そこで出されたお茶の味で思い出すこともしばしば・・・。慣れない土地で気を張って過ごした1日の終わりに淹れる1杯のお茶に、これまでどれだけホッとさせられたことか。



スッキリした生活を目指し始めてプラスになっていることはたくさんありますが、とくに感じるのは、自分にとって本当にこだわりたいものが明らかになってきたということです。これだけは譲れないものや、本物のトキメキをくれるものたちが、以前よりもはっきりと分かってきたと感じるのです。


人によってはそれがワインだったり、本だったり、スパイスだったり、または料理グッズ、スポーツ用品、靴、香りグッズ、またはサプリメントや健康・美容グッズだったりなど、色々な形でその人を表すこだわりがあると思います。完璧なミニマリストになるよりも、こだわるところはこだわって手放せるところは手放すライフスタイルでいることは心にもいい影響があり、そして「ムダを減らして、でもこだわるところはこだわる」というフィロソフィーはライフスタイルだけでなく、人間関係や仕事にも当てはめることができるような気がしています。







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