まずは自分を整えて
- Sakura Nimura
- 4月18日
- 読了時間: 3分

人生がなんとなくうまくいっていないなと感じる時。明確な理由があって落ち込んでいる時もあれば、はっきりした理由がなくても、小さなことの積み重ねでなんとなく気分が下がってしまうこともあります。
でもこれは、生きていれば誰にでも起きる現象です。
生きとし生けるものである私たちは、自然の法則の中で生きています。心身にバイオリズムがあることによって人生のリズムが変動するのはある意味当然のこと。私たちは皆、感情のアップダウンや心身のホルモンバランス、季節の移り変わり、気温や湿度の変化、または天体の動きなどからも影響を受けています。更には、そんな影響を受けた人間同士が関わり合うことでもっと色々な摩擦が起きるのが人間関係なのですから、いろんな要因によって自分の状態や人生のリズムが右往左往することは当然のことです。
いつも安定した状態でいられれば、人生がどれだけ楽で、そしてより高い生産性を保っていられるのだろうなどと考えてしまうこともあります。でも、それではマシーンと一緒です。常に安定した完璧な姿を追い求めるよりも、不安定で不完全な人間だからこその生き方を極めようとすることのほうが、実はより生産性が高くて効率的な生き方だと思います。
人生がなんとなくうまくいかない時期に入ったのを感じたら、まず意識したいのは「自分の状態を整えること」です。そして自分の状態を整えるために、自分自身に質問をしてみます。
きちんと休んでいますか?
充分にひとりの時間が取れていますか?
クリーンな食事を摂っていますか?
水分は充分に取れていますか?
よく眠れていますか?
適度な運動はしていますか?
好きなことはちゃんとできていますか?
自然が感じられる場所で深呼吸していますか?
前回、自分のパワースポットに出かけたのはいつでしたか?
元気をお裾分けしてくれそうな人に電話してみませんか?または会う時間を作りませんか?
バイオリズムが傾いてるなと感じたら、こんな風にまずは自分に問いかけをして、足りてない部分を補うことに努めてみます。すると次第に意識が自分の中心に戻すことができます。たとえ物事のいい流れに乗れない時期の中にいても、自分を整えることで落ち着きを取り戻すことができますから、冷静でいられることでダメージを最小限に抑えることができます。
そしてさらに余裕があれば、日々の小さなことに感謝をすることを意識してみます。「感謝ならいつもしている」という声が聞こえてきそうですが、でもハートに響く深〜い感謝はいかがでしょうか?じっくりとじんわりと、ありがたさで涙が流れ出そうな深〜い感謝です。しっかりと感情を伴った感謝を感じるとき、人はパラダイムシフトを体験したかのような、大きな意識の転換を感じることができます。
調子が悪い時は不調脱却のために戦う姿勢でいるよりも、こういった自分の内側にエネルギーを向けることで得られることが多いものです。
大きな意味では、実は自分を整える時間を持つためにあえて調子が傾いて、そのサインを知らせてくれているのかもしれません。
季節の変わり目でバイオリズムに変化を感じていらっしゃる方もいるかと思いますが、ぜひ「まずは自分を整える」ことに意識を向けてみてくださいね。
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