心のバイオリズム



気温がぐんと下がってきて、秋の訪れを感じます。もうすぐ終わってしまう緑の景色を思いっきり満喫しておこうと、近所を散策中です。



今日は心のバイオリズムについて。


いろんなことが上手くいっていて調子がいいと感じるとき、その状態をただひたすらに楽しみたいと思いながら、一方で不安な気持ちがよぎることがあるかもしれません。たとえば、こんないい状態が続くはずないとか、こんなに恵まれていていいのかしらとか、また落ちる時がすぐにやって来るはずとか、何か見落としていることがあるかもしれない、などなど。時折襲ってくるそんな考えのせいで、せっかくの調子の良さを純粋に楽しむことができないという人も、少なくないのではないでしょうか。


いろんなことが上手くいくことを夢見て待ち望んでいたはずなのに、どういうわけかその状態を純粋に楽しめず、不安になったり警戒したりしてしまうのです。周りの人を気遣って、せっかくのいい時期を楽しめないという人もいるかもしれません。


そんな時に思い出してほしいのが、人にはそれぞれバイオリズムがあるということです。人は皆、調子がいいときもあれば、そうでない時もあります。積極的に行動できる時期もあれば、控えめな方がいい時期もあります。社交的になれる時期もあれば、なんとなく篭っていたい時期もあります。

私たちは生身の生き物なのですから、機械とは違っていつも同じ状態でいることはできません。季節や時間帯、年齢やホルモン周期、そして置かれている環境などの影響を受けながら、さらには天体の影響も受けています。皆それぞれに調子のいい時期とそうでない時期があり、誰かと全く同じような状態にあるということもありません。


そう考えてみると、調子がいい時に不安になったり警戒する必要はないし、せっかくのその時期を思いっきり満喫するべきなのだと感じます。余計なことを考えずに、両手を伸ばして上手くいってるその状態を楽しむのです。なぜなら、いずれまた必ず、調子が上がらない時期がやってくるのですから。笑。

バイオリズムは、観察してみると1日の中だけでも「体感時計」として感じることができます。頭が一番冴えている時間、体を動かすのが最も気持ちいい時間、眠たくなったり休みたくなる時間、食べ物が美味しい時間、または食欲が湧かない時間帯などなど。だからこそ、調子の良い時間帯にはいろんなことをできるだけサクサクと進めていった方がいいし、そうでない時間帯には難しいことをせずに無理しない方が、結局のところ全体的な効率は良くなるはず。

もしも今、あなたが「人生の調子のいい時期」を体験中でしたら、思いっきりその時期を楽しんで欲しいと思います。アンテナを大きく広げて、この時期ならではのチャンスや体験できることを楽しんで、いつもより少し大胆に行動して、活動期を充実して過ごすこと。

そしてもし、今は調子が上がらない時期だと感じているのであれば、またそのうちにいい時期がやってくるのだということを思い出してほしいと思います。エネルギーレベルが低めの現在を逆手にとって、「無理しない時期」なのだと自分に言い聞かせて、休息しながらできることだけ、目の前にあることを中心に取り組んでいきます。溜まっている疲れや感情に寄り添って過ごせるように、スケジュールを詰め込まずに自分に優しい時間を過ごすこと。

自分に起きるいろいろなサイクルをありのままに受け止めて、他の人と自分を比べないようになれたら、生きるのがもっと楽になれそうな気がします。皆それぞれのサイクルがあって当たり前なので、上がったり下がったりするその波を、人間的な体験として感謝できる生き方をしていきたいなぁと思います。