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謹賀新年 書きながら心と対話



新年あけましておめでとうございます。

本年度も、Hypnotic Life+をよろしくお願いいたします!


第2回目のロックダウン真っ只中のサンフランシスコではとても静かな年末年始でした。皆様はどんな年明けを迎えられたのでしょうか?


いつもより心のリセットボタンを少し強く押して新年をスタートさせたいような、そんな1年のはじまりを感じた元旦。世の中が大きく変化してゆく中で、これまで以上に「自分の本音に寄り添った生き方」が大切になる予感がしています。「自分らしさを大切にすること」や「心の在り方」について学んでいる自分ですが、やはりこの変化の時期は、放っておくとどんどん溜まってくる心のモヤモヤや、古い価値観や信念的なものを手放す作業に地道に取り組むことが大切だと、あらためて感じる毎日です。


迷った時、戸惑う時、辛くなる時、私はいつも心と対話する時間を作るように努めています。グルグルする思考に支配されて心がバランスを崩してしまう前に、心をケアする時間を持つことは、たとえば睡眠と同じくらいとても大切だと思います。


なぜなら、思考とは素晴らしいアイディアにたどり着く時もあれば、ただただグルグルと同じ場所を巡るばかりの時もあります。落ち込みがちな時はとくに、まるで壊れたおもちゃのように低い位置をグルグル巡って、答えの出ないことばかりを考え続けるクセがあります。そんなときにはグルグルを停止するために「書き出す作業」をして、思考を視覚化するようにしています。日記を書くことは1週間以上続いたことがない自分ですが、不定期に、思い立った時に思考や心を書き出す習慣は若い頃からずっと続けていて、これがとても心にいい作用があるのです。


外に出かけて少しお散歩をした後、公園でもカフェでも、自分が落ち着く場所に座って書き出す作業をしてみます。お散歩から自宅に戻って書く時もありますし、出かけられない時にはヨガやメディテーションをした後に書くこともあります。自分にとって心と対話する時間は非常に大切なことなので、スケジュールにそのための予定を組み込みますし、強く必要性を感じたときには予定を動かしてでも取り組むようにしています。


ときには、書き出そうとしても思考や心の状態が言葉として出てこない時もあります。そんなときには絵を書いたりコラージュを作ったりすることもあるのですが、それがどんな方法であっても、とにかく内面で起きていることを視覚化することがいいようです。グルグルしているところから抜け出せるだけでなく、グルグルのエネルギーをクリエイティブな形でアウトプットすることができて、何かに気がついたり癒されたりと、まるで魔法のように気分が変わります。


心が折れてしまうことはとても大変なことです。もちろん、折れた心も本人次第で必ず回復するわけなのですが、それでも時間が長くかかったりすることもあります。そんな状態をできる限り避けるために、自分の心の状態を整えることは、運動をしたり体にいいものを食することと同じように、とても大切なことです。


皆さんそれぞれに自分に合った「自分の心と対話する方法」をお持ちかと思いますが、今年はこれまで以上にその習慣を強化させて、自分をいたわるライフスタイルを組み立てていかれるといいなと思っております。変化は、まだまだ始まったばかりのようですから。


今年も心との丁寧な付き合い方について、読んでいただけた方に和みやインスピレーションのカケラみたいなものを提供できることを願って、ブログを書き綴っていきたいと思っております。時々覗いていただけると嬉しいです。


皆様にとって素晴らしい1年になりますように。




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